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ヨロン島の色が器に
「ゆんぬ・あーどぅる焼窯元」

Reporter 池田リョウスケ

サンゴやガジュマル、自然の恵みから生まれた作品の数々

まるでヨロン島の海のような色をした器が並ぶ「ゆんぬ・あーどぅる焼窯元」。島の言葉で与論赤土焼きという意味です。(ヨロン島の土壌は、主に赤土で形成されています)

この窯元で作品をつくり続けている陶芸家の山田幸子さんは京都府出身。元々は趣味で習い始めた焼き物でしたが、ご主人の故郷であるヨロン島で暮らすことになった後、本格的に窯元を始めました。

山田さんが大切にしているのは、食器の表面に塗られる釉薬(ゆうやく)に島の素材を使い、ヨロン島らしい色を出すということ。サンゴやガジュマル、サトウキビやヤシなどを釉薬にした器もあります。

▲島を代表する植物“ガジュマル”を釉薬にしたカップ

▲砂浜に流れ着いた海草を釉薬にしたお皿やカップ

そしてもう一つ、山田さんが大切にしているのは軽さや持ちやすさなど食器としての使いやすさ。

釉薬には植物の灰を原料にするのが一般的ですが、サンゴの釉薬は通常よりも重たくなるため、ろくろで成形する時により薄く仕上げるようにしています。それでも、口に触れる部分まで薄くすると割れやすい器になってしまうため、繊細な作業が必要です。

70代を迎えた山田さんご夫婦。大量注文は受注せず、ゆっくりマイペースで作品をつくっているとのこと。店内に並ぶ器を眺めると、そんな二人と島の自然のようにゆったりした時間の流れを感じます。

「島のいろんな植物、素材を使ってほしい」と言うご主人との二人三脚でつくられた作品の数々、みなさんもぜひお店へ足を運んでみてくださいね。

ゆんぬ・あーどぅる焼窯元 住所:鹿児島県大島郡与論町古里909 問い合わせ先:0997-97-5155、090-9479-1488 営業時間:9時半~16時 定休日:金曜日(8月は無休)

※現在、陶芸体験は行っておりません。

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