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ヨロン島の魅力を伝えるために
「エコツアーガイド:麓 才良」

Reporter 菊凛太郎

ガイドとしてのあり方

今回は、ヨロン島エコツアーガイド連絡協議会の会長を務めている麓才良(ふもと さいりょう)さんにガイドとしてのあり方についてお話を伺いました。
麓さんは観光ツアーの案内人として観光客の方向けに島内のガイドを行ったり、地元住民のエコツアーガイド育成を目的とした研修で講師を務めたりされています。また郷土研究会の会長でもあり、大学等の研究者の方々が調査でいらした際には、現地コーディネーターとしてもご活躍されています。

「ガイドを行う上では、自分の説明を聞いている方々が、理解しやすいような言葉で説明することが大前提」と語る麓さん。以前、郷土学習の一環で与論小学校の児童に対して、与論十五夜踊りの説明をする機会があり、その際にどのような説明をしたら子どもたちが興味をもって理解してくれるか考え、小学生の目線に沿った説明に工夫を凝らしたそうです。

これは観光客や研究者を相手にした時も同様で、聞いている人が何を知りたいのか、またどのような説明をしたら理解してもらいやすいか配慮する必要があります。
相手に対し思いやりのある説明をすることで、自分が伝えたいことを理解していただき、「ヨロン島ってこういう島なんだ」「ヨロン島の人たちってこういう気持ちや心を持っている人たちなんだ」ということを感じてほしいと麓さんは語ります。

ハジピキパンタでガイドを行う麓さん(右)

そしてガイドの内容についても、説明する事柄を単体として扱うのではなく、事柄同士を繋ぎ合わせ広がりを持たせるようなガイドを心がけられているとのこと。そうすることで、点と点が線となり、そして面となるように、説明した様々な要素が繋がり合い、それらが島全体の魅力として聞いている方たちに伝わればという思いでガイドをされているそうです。

ヨロン島ガイドを体験したい場合は、ヨロン島観光協会の島めぐり・エコツアーが窓口になります。機会があれば、ぜひ麓さんのガイドを受けてみてください。今まで知らなかったヨロン島の新たな一面、いえ二面、三面に出会えることでしょう。

麓 才良(ふもと さいりょう)

会えるかもスポット:与論城跡周辺

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