島民と観光客で植えた花々

ヨロン島で最も勾配のきつい坂道、その頂上付近、石仁（いしに）と呼ばれる場所に花壇があります。
この花壇は普段は与論町役場の環境課が植栽を行っているのですが、先日観光客の方々と花植えを行いました。

作業を行ったのはビーチクリーンなどを行うボランティアツアーに参加した8名のみなさんで、梅雨の中、日日草やサルビア、サンダンカなどの花を植えました。

どこの町にもあるような小さな花壇かもしれませんが、島民だけではなく島外から訪れた人も一緒に花を植えたことを考えると、より愛着が湧いてきます。

ちなみに、ここの坂道は「ピャーヌパンタ」と呼ばれています。パンタは島の言葉で丘や坂という意味。

宿や飲食店が多い茶花集落に住む中学生は、毎日この急な坂道を自転車で駆け上がって学校に通います。体育会系の部活生にとっては、ここを登り切ることがステータスのようになっていました。

そんな見通しの良い頂上付近からは夕日を眺めることもできるので、夕暮れ時には島民も足を運ぶ場所です。

この場所でお越しの際は、大きく広がる空と海、そして足元の花々を楽しんでみてはいかがでしょうか？

※県道623号線からお越しの際は、見通しの悪いカーブになりますので、路上での駐停車はご遠慮いただくようお願いいたします。