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ヨロン島でパッションフルーツ、始めました

Reporter 菊凛太郎

ヨロン島Uターン者が目指す「頑張らない農業」

程良い酸味と甘味があり、トロピカルな香りを楽しめる「パッションフルーツ」。切ってそのまま食べるもよし、炭酸水やヨロン島の黒糖焼酎「島有泉」との相性も良く、割って飲むのもおすすめです。

そう語るのは今回ご紹介する川畑健誌さん。島内で数少ないパッションフルーツ農家で、2020年に島にUターンし、家業の「川畑熱帯果樹園」を継承しています。

これまではマンゴーやアテモヤなどを栽培しており、パッションフルーツに関しては川畑さんがUターン後、新たな果実として独学で栽培し始めました。はじめは試行錯誤の日々が続きましたが、2021年の収穫時期には多くの果実が実り、農協を経由して日本各地に届けられました。

彼が目指す農業は、「頑張らない農業」です。単に手を抜くということではなく、いかに効率良く美味しいパッションフルーツを作れるかを追求しています。その1つとして彼は、電照栽培を取り入れました。夜間も光を当てることで開花時期が早くなり、短期間で果実を収穫することができます。こうしてできた果実を多くの方に届け、ヨロン島のパッションフルーツの美味しさを知ってもらいたいと川畑さんは語ります。

「頑張らない農業」という一見クールなモットーを打ち出す彼ですが、その心のうちには確かな情熱を垣間見ました。

川畑 健誌(かわばた けんし) 住所:鹿児島県大島郡与論町古里1290-1 URL:http://www.atemo8man5.com/ 問い合わせ先:与論島の果実畑 川畑熱帯果樹園 0997-97-3312 E-mail:atemo8man5@yahoo.co.jp

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