ヨロン島の東側、皆田海岸と寺崎海岸の間に位置するのが、黒花海岸です。入口がとても狭く入りにくいので、道路際に駐車して歩きでいくのがおススメです。
かつてはたくさんの枝サンゴがあったといいますが、1998年に起こった大規模な白化現象から減っていて、現在リーフの内側にはサンゴのガレ場があります。干潮の時間帯では時期にもよりますが、大人の膝くらいの水深なので、子どもと一緒に磯遊びをすることもできます。
▲サンゴのガレ場に小さなサンゴがちょこちょこ
一番黒花海岸で特徴的なのが、ハマサンゴという直径150cmほどに大きく肥大成長したサンゴを、砂浜から観察できることです。サンゴは光に向かって成長しますが、海面に達すると上への成長から横に成長し始めます。てっぺんが岩となっているものはマイクロアトールと呼ばれていて、このサンゴの上にはのぼることができます。
砂浜には、ヨロン島の中でも小さな貝殻やウニの殻どが落ちていて、ビーチコーミングで砂浜歩きするにも最適。ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

黒花海岸
与論空港から車で15分ほど