ヨロン島の南側、YUUKIの丘付近をドライブしていると笑顔いっぱいの看板が目に飛び込んできます。そこはパナウルファーム、ヨロン島では珍しい有機野菜作りにこだわったレンタルシェア畑です。
畑を運営している大山さんは、除草剤が海に流れ出し環境に影響を及ぼすことを懸念して有機農業へとシフトされました。しかし、一人で除草剤を使わず畑を管理するのは大変…と考えていた頃ヨロン島に移住して野菜を作ってみたいという人の声を聞き、思いついたのがシェア畑でした。
▲区画を区切って貸し出している畑
パナウルファームのすごいところは自動スプリンクラーが付いていること。土の乾燥状態を察知して自動で水やりをしてくれるそうです。
介護施設の方やカフェをされている方など借り手は様々で、本格的な方から気軽な体験まで使い方はその人次第。
実際に畑を借りているまなび島で感想を聞いてみると「今年の春はじゃがいもを収穫して、塾生の高校生たちとポテトパーティで盛り上がったよ」と楽しそうな写真を見せてくれました。畑のお隣さんが「そろそろ収穫できそうだったよ。畑に行ってみたら?」とLINEで教えてくれたり、近所の塾生が収穫して持ってきてくれたこともあったそうです。畑から生まれる健康的な交流、いいですよね!
大山さんは大学生のボランティアを受け入れたり、島外からの農業体験希望者も歓迎しています。興味を持たれたらぜひパナウルファームのインスタを覗いてみてくださいね。
パナウルファーム 住所:鹿児島県大島郡与論町麦屋3242-8
SNS:@panauru_farm