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ヨロン島の冬風景
キビ農家もサギも繁忙期です

Reporter 池田リョウスケ

サトウキビの収穫に大集合!

真っ白な羽毛に細長く伸びた足、美しく飛ぶ姿を目にしたことのある方は多いのではないでしょうか。
この鳥、サギ(ペリカン目サギ科)は日本国内ではもちろん、世界中で目にすることができますが、この時期はヨロン島らしい風景と一緒に観ることができます。

それがサトウキビの収穫現場です。

冒頭の写真にある大きな赤い機械は「ハーベスター」と呼ばれるサトウキビ収穫用の機械。
鎌で行う手作業とは異なり、一気に収穫作業が進み、サトウキビ畑にいるバッタや土の中のミミズなどを見つけやすい状態になるため、それを狙ってサギが集まってくるのです。

収穫直後のサトウキビ畑にサギが大集合。まるでコンフィデンスマンが集まる映画のようです(笑)

この他、耕運機で土を耕している農家さんにサギが付いてくることもあります。
傍から観ると、畑仕事に付いて回るこどものようです。

もしドライブやサイクリング中にそんな姿を見かけたら、足を止めて島の人と生き物が一緒に歩く姿を楽しんでみてはいかがでしょうか?

▲こちらは「アオサギ」

「アオサギ」の他にも身体が黒い「クロサギ(※)」は、主に浜辺や岩礁など海辺周辺で生活をしており、比較的足が太く短いのが特徴です。
※クロサギの中にも「白色型」と呼ばれる白い姿のものもいます。

ちなみに、「白鷺(シラサギ)」は正式名称ではなく、白いサギを呼ぶ通称です。

ヨロン島に滞在中、いろんな姿のサギを探すのも楽しいかもしれませんね。

会えるかもスポット:
大型機械で作業を行っているサトウキビ畑(クロサギは海辺周辺)
※サトウキビの収穫時期:例年12月後半~3月頃

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