島を明るく照らすキッチンカーにようおこし

夜の20時過ぎ、ヨロン島の市街地である銀座通りに一段と光り輝くキッチンカーが停まっていました。そこに立っていたのは筋肉マッチョのエプロンをかけたお兄さん。彼の名前は瀬形聡さん。島でキッチンカーを営んでいます。

大阪出身の聡さんがヨロン島に初来島したのは、2021年4月。当時、兵庫県淡路島で特産である玉ねぎが余っている問題があり、一方ヨロン島では悪天候の影響で度々食料が届かないという問題があって、離島同士で困っていることを解決できないかという活動がきっかけでした。初来島以降、毎月のように来島しリヤカーに淡路島の玉ねぎを積んで島内を販売して回りました。

何度も来島する中で島の人たちや魅力に触れ、2021年12月に移住しました。ちょうど製糖時期ということもあり、はじめは製糖工場で勤務していましたが、その後個人でキッチンカーを始めました。

現在、聡さんが営むキッチンカーでは、おでんやおでん出汁を使用したカレーうどんを提供しています。日によってメニューが替わるので、SNSをフォローして情報をゲットしてください。

▲おでんで心も身体も温まること間違いなし！ 

他にも年越しに神社や夏祭り会場、マルシェなど様々なイベントにも出店し、島内の催し事に欠かせない存在となっています。
見かけた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。元気いっぱいの聡さんが温かい料理でお腹も心も満たしてくれますよ。