茶花中央通りの市街地に近いお宿

ヨロン島の繁華街、茶花集落の中央通りにある昔ながらのお宿「松園」。かつて、“日の出湯”という銭湯を営んでいて、多くの島民や観光客に愛されていました。当時のお話を島民の方に聞くと、「どこの家庭にもお風呂がある時代じゃなかったからね、週に3回の楽しみだったんだよ」「余ったお金があったらジュース買ったり、近くのお店で駄菓子を買ったりしたな」銭湯から民宿へ経営を変え、現在は孫の松村優（すぐる）さんが運営をしています。

お部屋は和室13部屋、洋室2部屋の計15部屋。子どもたちの合宿利用も多いとのこと。トイレやシャワー室は、優さん自身でリノベーションしたとのこと。

「かなり古くなっているとこもあるから、少しずつ改装していきたくて。食堂も改装して、宿泊する人がみんなで集まれる場所にしていきたいなって思ってます」

▲角部屋の和室からは、中央通りが見渡せます

島内いろんな場所で見かける優さん。ガラス屋さんで働いていた時期もあり、ときどきバーで、サトウキビ畑で、海でと、どれが本業なのかときどき分からなくなっちゃう彼ですが、

「宿業をしながら、家の畑仕事もしてますよ。マリンスポーツも好き。今は宿業が忙しいけど、お酒も好きだからバーで働いたりも。基本家に居られない性格なんですよね」

どれも本職であり複業をこなす働き者！ 茶花地区のおススメのお店を聞いてみてもいいかもしれませんよ。