これまでに与論城跡にある地主・琴平神社と按司根津栄(アジニッチェー)神社を紹介しました。ヨロン島にはもう1ヶ所神社があります。今回ご紹介するのは与論中学校のすぐ裏手にある高千穂神社です。
あなたは歴史はお好きですか? 明治元年(1868年)に発布された明治新政府の神仏分離令によって、奄美各地に高千穂神社が建立されました。ヨロン島では古来よりの聖地の傍らを敷地と定め、明治4年に現在の場所に高千穂神社を創建されたそうです。
与論地主・琴平神社が兼務されていますので、神社や歴史に興味のある方はそちらにも立ち寄ってお話を聞いてみてもいいですね。
▲高千穂神社の境内
駐車場に車を停めて、鳥居をくぐると開けた空間が広がります。昨年はこの時期に「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が執り行われたそうです。また毎月9、19、29日に月次祭があるようですが、そのような時以外はここには人影がなく誰もいません。ただ静かで、空から降り注ぐ光が明るく迎えてくれます。
パワースポットということなので、高千穂神社に立ち寄った際はヨロン島のパワーを身体いっぱいに分けてもらってくださいね。
高千穂神社 住所:鹿児島県大島郡与論町朝戸