絶品「窯焼きピザ」に舌鼓！

ヨロン島の中心街である銀座通りを歩いていると、ちょうど中程で「居酒屋Takiya」と書かれた大きな看板が目に止まります。

ここの店主を務めるのが瀧省吾さん。省吾さんはヨロン島出身で、与論高校を卒業後、東京の調理師専門学校に進学し、その後都内の数店舗で調理の修行を積みました。瀧家の長男で家の後継者という立場だったことから、東京の専門学校に進学する以前から、いずれ島に戻ってくることを考えていたそうです。上京後多くの経験を積んだ後、2016年3月、29歳の時に島にUターンし、同年9月に自身の姓を店名とした「居酒屋Takiya」をオープンしました。

店内はアットホームな雰囲気で、座席はカウンター席、テーブル席、座敷席があり、お一人様からファミリー、団体様まで老若男女問わず幅広い客層の方が来店します。

フードメニューも種類が豊富で、オーソドックスな居酒屋メニューから、「ミミガー（豚の耳の皮のおつまみ）」や「イチャガラシ（イカの塩辛）」といった島ならではの料理もあります。

そしてなんといっても、店主イチオシメニューは「窯焼きピザ」。省吾さんは東京時代にイタリアン料理屋で働いていた頃からピザ焼きの技術を磨いており、店内にある石窯で焼かれたできたてピザは、多くの常連客が来店のたびに毎回注文するほどの人気メニューです。また、その時仕入れた食材によって具が変わるおまかせバージョンもあり、何度注文しても飽きることがありません。他にも、注文を受けてから高火力の中華鍋で茹で上げる「もりんが麺」や、そのつゆにつけて食べる「鶏ささみの天ぷら」もおすすめです。

ぜひ居酒屋Takiyaにお立ち寄りの際は、店内のアットホームな雰囲気の中で「窯焼きピザ」はじめ、おいしい島の料理に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。