ヨロン島には、眺めがよく、一息つくのにちょうどいい場所がいくつかあります。その中で今回は、緑や花に囲まれて気軽に立ち寄れる「うかちぬ花」という公園をご紹介します。
この公園は、こめくまカフェYORON(ぱる舎商店)の横の道を宇勝海岸に向かって進んだ左側にあります。
ここは、体を休め、心が和らぐような緑や色鮮やかな花のある公園です。6年前に気軽に休憩できるような場所を作りたいという思いから、今の公園が完成しました。ここの公園では、バナナやパッションフルーツ、ドラゴンフルーツなどを育てており、実がなると実際に収穫して食べることもできます。
▲ソテツの木(写真右)
「うかちぬ花」のシンボルは、真ん中にある立派な黄金のソテツです。南の島ならではの植物で、力強く育ち、見応えがあります。また、黄色のハイビスカスやカラフルなクロトン、大きな木になる花が綺麗なホウオウボクなど色鮮やかな植物をたくさん楽しむことができます。迷路のような公園の中を散策して、自分が好きな植物を探してみるのも楽しいと思います。
また、見どころは太陽の登る昼間だけではありません。夜にはライトアップがされて昼間とは違った雰囲気になります。ライトアップされた公園の中で見る星も、とても綺麗です。
公園作りに励んでいる池田富稔(いけだとみのり)さんは、「実がなることを楽しみにしながら、日々水やりなどのお世話をしています。やりたい時に無理なく取り組んでいます」とおっしゃっていました。楽しさややりがいとして、長く楽しめて、やりたい時にやれることがいいという想いから公園の制作が続いていきます。
自然と触れ合う中で、季節や成長を感じることができる「うかちぬ花」にぜひ、足を運んでみてください。心が和む素敵な時間になるはずです。