島の子どもたちも立ち寄るかわいいお店

2020年11月にオープンしたセレクトショップVAN_SULUI(ヴァンシュルイ)。お土産店サンコーラルの向かいにある緑の扉が印象的なお店です。

名前の由来は、南国のフルーツ「グアバ」。グアバはヨロン島の方言で、「ばんしろ」や「ばんしるい」などと言います。島の人たちに覚えやすく、親しみやすいように「ばんしるい」をアレンジしてお店の名前にしました。

ヨロン島にはベビー服を扱っているお店が少ないため、島外やインターネットショッピングなどで購入するしかありません。店主の池田さんは子育てをするようになり「ヨロン島でもベビー服が買える場所があったら」と思い、お母さんたちが気軽に立ち寄れるようにとお店を始めました。

最初はベビー服主体でしたが、島の子どもたちも立ち寄ってくれるようになり、かわいいヘアアクセサリーなどの雑貨類や乳幼児の玩具、人気の韓国フードなどヨロン島ではなかなか手に入らないものも販売するようになりました。

▲手の平サイズでお土産にもぴったりの浮き玉

特におすすめなのは、ヨロン島でひとつひとつ丁寧に手作りされた「浮き玉」。
VAN_SULUIでしか手に入らないオリジナル商品で、名前や日付を彫刻してもらえるサービスもあるのでギフトにも最適です。お部屋に飾るとより一層南国の雰囲気になります。私も結婚記念の１つとして作って頂きました。（オーダーメイド商品であるため、完成するまで2～3日ほどかかります）

また、ベビー服の他にも島民の方が作られたリボンを活用したハンドメイド作品や、大人用の水着・帽子などもあります。「旅行に来られた際に洋服が足りない。帽子を忘れた。そんな時にも立ち寄っていただけたら」と池田さんは笑顔で話してくれました。

おしゃれな外観にかわいい店内。扉を開けるとワクワクしてしまうVAN_SULUIへ皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。