見たい、食べたい、島バナナ

ヨロン島など南の島を訪れたときにぜひ見てほしいのは島バナナ。なかなかお目にかかることが出来ない国産のバナナです。

島バナナはスーパーなどで見かけるバナナの半分ほどの大きさで子どものおやつサイズ。庭にバナナが生っている家の子どもたちは茎からもぎってその場で食べて栄養補給。ぱくぱくとあっという間に食べられるので食べすぎ注意！ と親が慌ててしまうほどです。

記事の写真はシャロン農園のバナナ畑で撮影したものです（撮影者：Studio Pancoさん)。他にもユンヌ楽園や与論民俗村、ヨロン島ビレッジ前の坂道を登ったところや島の至るところでバナナの木を見ることが出来ます。（正確にはバナナは草なのですが、分かりやすさ重視でバナナの木と書いています）

▲バナナの花。この上部分に実が生る

島バナナはA-coopの直売コーナーや無人販売所で時々売られていますが、必ずしもいつでもあるわけではありません。
私としてはバナナの木がある民宿に泊まるとか、畑で作業中の島人に声をかけて「食べてみたいです！」とおねだりした方が食べられる確率高いのでは？ とひそかに思ってます。販売用というより防風林対策やお家用に植えている方も多いので、食べ頃になって大量に熟したバナナを持て余していることも。島に暮しているとめっちゃ貰って“強制的に毎日バナナ”になることもありますよ笑

島バナナは畑や道沿いに生っていることもありますが、ちゃんと所有者がいますので勝手にもぐのは止めてくださいね。お土産店やオーシャンマーケットで販売しているアイスクリームやジャムなどの加工品も要チェック。
島ならではの食べ物、ぜひ見て味わって体験してみてくださいね。