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ヨロン島、さくら最前線

Reporter 池田リョウスケ

冬に咲く寒緋桜

3月、出会いと別れ、そして桜の季節ですね。
テレビでもいち早く開花宣言を伝えようと走り回っているニュースキャスターの姿が映る時期になりました。

でもヨロン島の桜はもうとっくに満開を迎えていて、その開花は例年1月末~2月初旬ごろ。
日本各地にあるソメイヨシノとは違う「カンヒザクラ(寒緋桜)※」という品種で、濃いピンク色の花を咲かせるのが特徴です。
※ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれることもあります。

同じ日本で1~2ヶ月も開花が違うので、この時期になると南北に長く伸びる日本列島の広さを改めて感じます。

▲池田家のカンヒザクラ

10年以上前、母が自宅に植えたカンヒザクラは、今年も季節の訪れを知らせてくれます。

当時、島の婦人会が行っていた「花壇コンクール」の際に苗が配られ、2本もらった内の1本が根付き、7年後から開花。
「この島に桜が咲くなんて感動だった」と母は話します。

▲こちらは城(ぐすく)集落の花壇

写真を撮った2月下旬にはもう葉桜になり始めていました。

今思い返してみると、自分が子どもの頃と比べて、桜を観る機会が増えたように思います。
もしかしたら当時配られた苗=同級生たちがたくさんいるのかもしれません。

南国の島でもまだまだ寒い2月、そんな時に春の足音を感じさせてくれるカンヒザクラ。

来年の2月、ヨロン島にお越しの際は、一足早い春の風景を探してみてはいかがでしょうか?

見れるかもスポット:城(ぐすく)集落の花壇
空港・港から車で約10分
※城公民館近く(琴平神社から車で3分ほど)

道が分かりづらいので、付近で出逢った島民に聞くことをおすすめします(笑)

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