人生で一度しか逢えない。

ヨロン島で一番人気のスポット、百合ヶ浜（ゆりがはま）。大金久海岸の沖合に潮の満ち引きによって限られたときにだけ出現する幻の砂浜です。「ヨロンブルー」といわれる見事なエメラルドグリーンと、透明度の高い海が楽しめます。

百合ヶ浜が出るタイミングは、大潮や中潮の干潮時。しかも昼間に出るのは4月～9月頃の数時間だけ。台風などの悪天候の日や、潮の引きが小さい日は出ないこともあります。

波や風の影響で、場所や大きさが変化するので、その日の百合ヶ浜はその日だけ。まさに人生で一度しか出逢えない幻の砂浜なんです。

▲百合ヶ浜に停泊中のグラスボート

百合ヶ浜へは、大金久（おおがねく）海岸やミナタ海岸から主にグラスボートで行けます。SUPやバナナボートでも渡れます。遠浅とはいえ泳いで渡るのは危険ですので、ご注意を。

グラスボードを運行しているマリン業者は何件かあって、どこを選ぶか迷うところですが、百合ヶ浜ツアーは3300円（2022年4月現在）と統一料金に設定されているうえ、百合ヶ浜滞在時間もそれほど変わりません。無料送迎有無や、オプション追加でシュノーケルスポットに連れて行ってくれるサービスなどの違いがあるので、じっくり検討したい方はヨロン島観光協会よりマリン業者一覧が掲載されているページを参考にしてください。→こちら

百合ヶ浜に行ければこだわりなし！  という方は屋号が気に入ったなどインスピレーションで決めてしまっていいと思います。

百合ヶ浜へ向かう途中、海中のサンゴ礁や運が良ければウミガメやきれいな魚を見られます。

百合ヶ浜では星砂を探したり、写真を撮ったり、端をぐるっと一周してみたりとみんな思い思いに過ごしています。潮の満ち引きで百合ヶ浜自体も大きさが変わります。まだ百合ヶ浜が海に隠れている頃に一番乗りしたり、逆にどんどん小さくなっていくのを見るのもいいですね。

しっかり百合ヶ浜が出る大潮の日でも、濡れても大丈夫な服装でいくのがベスト。海の真ん中は日差しが強く暑いうえに、あまりにも美しい海に、きっと足だけでも浸かりたくなると思います。
タオルや帽子、できれば飲み物も用意して、思いっきり百合ヶ浜を楽しんでください。

『死ぬまでに行きたい世界の絶景』のひとつとしても紹介されたヨロン島の百合ヶ浜。ベストコンディションの百合ヶ浜に逢えた時は大声で叫びたくなるくらい感動しますよ！