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ヨロンの種特集ペットボトルキャップから作った角材で 「拾い箱」を改修しました!
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ペットボトルキャップから作った角材で
「拾い箱」を改修しました!

Reporter 池田リョウスケ

ライターが見つけた旬の話題を独自取材しました。

ヨロン島から始まった「拾い箱」とは?

「拾い箱」をあなたは知っていますか?
ヨロン島から始まったこのチャレンジは現在全国50ヶ所以上に拡がっています。

拾い箱とは、いつでも気軽にビーチクリーン(海のごみ拾い)ができるために設置したごみ拾い用の箱。海ごみ問題を他人事、行政任せではなく、自分事として行動する人を増やす、そして「人が来るほどキレイになる砂浜」を目指す取り組みとして2017年から与論町で継続しています。
(島民や観光客が拾ったごみは与論町役場環境課の方が回収してくれています)

2025年は地域内で回収した“ペットボトルキャップ”を特殊な機械で角材にアップサイクルし、ありぃふりぃ(Ari-Free)さんの全面協力のもと、与論高校生やまちづくり協同組合の方々と一緒に拾い箱の改修作業を行いました。


▲ありぃふりぃの江藤さんが全面協力!

「分別してもゴミ」として燃やされ、残った焼却灰を島内に埋立てられてしまうペットボトルのキャップ。当然、燃やす際にCO2なども排出します。

それを資源として活用するため、与論町役場や島内の学校、シマノマ(シェアオフィス)や飲食店に回収BOXを置かせてもらい、約1年半で100kg以上を回収
=島内で焼却→埋立て処分されるゴミを100kg(焼却灰換算で10kg)減少することにつながりました。

※キャップ回収から始まったこのプロジェクトには、「JAC環境動物保護財団」や「休眠預金活用事業」、「与論町海の再生等支援事業」など様々なご支援をいただき形にすることができました。

▲アップサイクル素材で改修した拾い箱(扉部分に使用)

今回、回収した拾い箱は、皆田・トゥマイ(寺崎海岸の西)・品覇・前浜・ワタンジの海岸に設置してあります。

ただ拾い箱ではなく、自分自身のゴミを捨てるゴミ箱として使われてしまうケースがあります。
「捨てる人より拾う人」が少しずつ増えていくように、みんなで「海に行ったついでにごみ拾い」を拡げていきましょう。

でもリサイクルよりも大切なのは、そもそもの“使い捨てを減らすこと”。
ぜひリユースカップやマイボトルもご活用くださいね。

※関連記事は→こちら

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