東京にある国立科学博物館で、2026年7月31日から総合地球環境学研究所とのコラボ企画「どうする、ニンゲン」が開催されました。展示は日本館2階の一角で行われており、その一部に5年間ヨロン島で研究したLinkageプロジェクトの内容も公開されました。NPO法人海の再生ネットワークよろん職員として共同調査も行ったライター池田かなが、初日に行ってきました!
夏休みともあり大賑わいの国立科学博物館。入口を入ってすぐ、日本館1階に大きく企画展のポスターが貼られていました。今回の展示は、国立科学博物館(以下「科博」)」館長と総合地球環境学研究所所長が同じ研究室出身で仲が良く、科博でも新たな試みをしようと、決まったとのこと。今回の企画展では、研究者がシフト制で展示エリアに滞在されていて、来場者は研究者の方と対話しながら展示を見ることができました。
▲研究者の方と展示を見ながら対話を行う
総合地球環境学研究所で行われてきた歴代のプロジェクトがストーリー性をもって紹介されていて、ヨロン島は第二章の最初に展示されていました。石灰岩基盤の地質を持つヨロン島は陸と海が地下水を通して繋がっています。皆田海岸の過去と現在の写真から、自然環境の移り変わりと私たちの暮らしの変化の関係性を投げかけ、これからの持続可能な在り方を考えさせるよう展示でした。
特に、プロジェクターで投影された過去と現在の写真からの問いかけ、地下水流動モデルから自然環境の変化と暮らしの繋がりを考える展示が印象に残りました。他のプロジェクトの展示も映像が多く、1つ1つ見ごたえがありました。
▲第二章「とらえなおす」。写真右が皆田海岸40年の変遷です
1日のうち午前と午後に、研究者と対話が出来る円卓の用意もあり、こどもたちが一生懸命質問していたり、1対1で話し込む大人の姿も。なかなか普段は話すことが出来ない先生方と、貴重な時間を過ごすことが出来るもの今回の企画展の目玉です。企画展の開催は9月23日まで。ぜひ、東京付近に暮らしている、または東京に行かれる機会がある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。

総合地球環境学研究所LINKAGEプロジェクト 住所:京都府京都市北区上賀茂本山457番地4 URL:https://www.chikyu.ac.jp/