1月28日(金) 砂美地来館(サビチラ館)で第2回ヨロン海洋教育フェアが行われ、ヨロン島の小学校、中学校、高等学校の生徒たちが海洋教育を通した学びの成果を発表しました。
海洋教育についてインタビューしたヨロンFunもフェアの様子を取材させて頂きました。
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→インタビュー「ヨロン島の海洋教育って、なんですか?」
▲ヨロンをイメージしたパフェ。ゴーヌジは方言で“虹”
茶花小学校では、昨年まで行われていた「島っこアイデアコンテスト」の流れを汲んでヨロン島の魅力を活かした様々な観光アイデアをグループごとに発表。
“ウォークラリーごみ拾い”をしてその景品に渡すヨロン島Tシャツをデザインしたり(モデルばりのポーズでステージ披露してくれました笑)、 ヨロン観光の最終兵器“Final Banana”と名付けたスイーツや“ゴーヌジパフェ”も登場。「最初はまずかった」と失敗談も交えつつ「商品化を目指して頑張ります」と話す子どもたちに笑みがこぼれました。
▲サンゴのことや海を守る活動について発表
与論民俗村の菊さんを講師に招くなどして、失われつつあるヨロン島の方言“ユンヌフトゥバ”の学習に取り組んでいる与論小学校は、学校生活の様子を方言で劇にして見せてくれました。
観光客から「外国語のよう」と言われるユンヌフトゥバを流暢に話す子どもたちにびっくりです。
与論小学校と那間小学校はサンゴについて調べたことも発表してくれました。
ヨロン島の子どもたちは本当にサンゴについて知識が豊富。この島で育つということは、それほど当たり前に海やサンゴが身近な存在なのだと実感しました。
与論中学校・与論高等学校の部は、聞いている大人も学び考えさせられる内容ばかり。
観光を盛り上げるために、「ユンヌフトゥバを使ったイベントを開催して、ヨロン島でしか得られない経験を」「サンゴの増殖体験でリピーターを増やそう」など、小学校の学びのその先を感じました。
高校生の発表の最後に、環境問題に注目し、ペットボトル削減からマイボトルの普及の提案がありました。
「ヨロン島の良さを守るため、私たちに出来ることをしていきたい」
どの発表にもそんな“島を想う”気持ちが溢れていました。ヨロン島では、子どもたちの声や行動をきっかけに何かが動き出していくでしょう。
ヨロンFunも子どもたちとたくさんの楽しいことに挑戦していきたいです。