2025年12月23日、大金久海岸にある渚の交番Muuruにてヨロン島の高校生を対象に写真撮影ワークショップの第2回目が行われました。これは日本財団の公益事業として、“海と人をつなぐ”をテーマに全3回で行っているワークショップです。※第1回目の開催記事は→こちら
まずは前回撮影した写真の振り返りからスタート。高校生たちは出来上がった写真を見ながら、「思っていたのと違った」「本当はこう撮りたかった」と、自分の中にあったイメージと言葉を照らし合わせていきます。
写真を見て、考え、そして自分の言葉で伝える。そこから作品づくりが始まっており、自分自身と向き合う時間でもあるように感じました。
次に、自分の故郷や海への思いを込めて撮ってきた写真の発表。それぞれが「なぜこの瞬間を撮ったのか」を語ってくれました。
島を離れる前、寂しくなったときに見返したくて撮った日常の風景や、帰り道に出会った真っ赤なサンセットの海。写真を通して、参加者のみなさんがそれぞれの“海とのつながり”を大切にしていることが伝わってきて、とてもあたたかい時間でした。
▲写真を机に並べて見返す時間
そのあとは展示についてのお話。黒いパネルや額縁、余白を残す・あえてなくすことの意味、それによって生まれる表現の効果。物質に何かを加えることで感情や情景が立ち上がることなど、さまざまな視点が共有されました。
また、写真そのものだけでなく、「Muuruという建物で展示する」ことを前提に、空間全体をどう生かすかという考え方にも触れていきます。
どんな視点で展示を考えていくのか、講師の方からプロならではの思考に触れる時間。ヒントを受け取りながら自分の写真を見つめ直し、「じゃあ、どう生かそうかな」と思考を巡らせていく姿が印象的でした。
次回はいよいよ最終回。Muuruでの展示会に向けて、写真も表現もさらに深まっていきます。参加者のみなさんがどんな形で海とのつながりを表現するのか、今からとても楽しみです。
※このプロジェクトに係る記事は、NPO法人ヨロンSC主催、日本財団「海と日本PROJECT」の助成を受けて実施されました。