未知の生物を発見せよ〜！

１０月５日に、大金久海岸にてNPO法人ヨロンSC海洋クラブのイベントで、ヨロン島の生き物や植物探しが行われました。

講師を務めるのは、株式会社 生態計画研究所の研究員で、ヨロン島の生き物や植物の専門家でもある松井さん。植物や蝶を見つけるビンゴをしたり、くじり橋の川で生き物を観察したりしながら、ヨロン島の生き物たちの魅力を教えてくれました。

▲生き物探しの様子

参加した子どもたちは、ビンゴカードに載っていた蝶や葉っぱを見つけようと、虫網や虫籠代わりのケースを持って、大金久海岸の遊歩道を探索！

参加した大人も子どもも、時々松井さんから、蝶の捕まえ方や見つけた生き物の触り方、葉っぱの見分け方などを教わり、夢中で虫や葉っぱを探していました。

流木や石の下の砂を掘るとダンゴムシがいるとのことで、みんなで穴を掘って探したり、カニを見つけて追いかけたり。お父さんたちが川から捕まえてきた生き物を観察したり、渡り鳥を見つけたりと、たくさんの身近な生き物を探すことができました。

ヨロン島でよくみられる植物の多くは、外来種であり、昔と比べてサトウキビや牧草地が多く、除草剤や農薬等の影響で生き物たちが住みにくくなっているそうですが、今でも魅力的な植物や虫などの生き物がたくさんいることを知りました。

ヨロン島に来たら、海だけでなく、生き物にも目を向けてみてはいかがでしょうか？島ならではの植物や生き物が見つかるかもしれませんよ！

※このプロジェクトに係る記事は、ＮＰＯ法人ヨロンＳＣ主催でシチズンサイエンスの土壌を育むワークショップ（公益財団法人日本財団助成）の一環として実施しました。