ヨロン島の旅、観光と言えばやはり海を満喫ですよね。
カラフルな亜熱帯魚やサンゴ、ウミガメとの出逢いが定番ですが、この小さな島でももっとたくさんの生き物がいることをご存じでしょうか?
今回は、そんな彼らに一歩近づいた目線で出掛けてみましょう。
▲白い砂浜はスナガニの住み家
島に来れば誰もが訪れる白い砂浜、一歩踏み入れると心地よい感触が伝わってきます。
「ちょっと待って、ここにはボクたちの仲間がたくさん住んでいるんだよ」
と、こっそり声をかけたのはスナガニたちです。
真っ白な砂浜で小さな穴を見つけたら、それは彼らのお家。壊してしまわないように気を付けて歩いてくださいね。
▲海の中でナマコを発見!?
さらに足を進めると、足首に冷たい海の水。
と何やら黒や灰色の塊…ナマコを発見。
「あ~あ、せっかくの白い砂浜なのに…」
なんて嘆くのは勘違い。むしろ彼らのおかげでこのキレイな景色が保たれているのです。
▲拾ったごみは「拾い箱」へ
だからこそ、せめて私たち人間が出した海ごみが落ちていれば、ちょっとだけでもいいので拾ってみましょう。
きっとあなた自身の心も気持ちよくなるはずです。
ちなみに、ヨロン島にはそうやって拾った海ごみを入れる専用の箱「拾い箱」がありますので、ぜひそちらに入れてくださいね。
▲道路にいることもあるので、要注意。
さて、海岸を後にすると、何やら藪の方で動く小さな影。
貝殻が動いている…と思いきや、どうやらヤドカリのようです。
彼らは時々、がんばって道路を横切ることもありますので、運転の際もスピードを出し過ぎないようにご注意くださいね。
小さなヨロン島ですが、彼らにとっては元々豊かな土地。なので私たち人間だけの場所や道ではありません。
そんな小さな出逢いが見つかるように、ヨロン島での時間を、ゆっくり、のんびり過ごしてみてはいかがでしょうか?