Q: なぜヨロン島に残って働こうと思ったのですか?
剛さん: みんないい人たちだからかなぁ。周りの人たちが。みんな面白いし、みんな安全(笑)
平和な島だから。
お祝いごととかお葬式とか何かあるたびに、みんな集まって共感し合える関係性っていうのはいいかなぁ。
あとは仕事柄、感謝されることが多いので。
「ありがとう」って言ってもらえるような仕事だから。感謝してもらえるっていうのはすごくやっぱりいいかな。
Q: 剛さんにとってのヨロン島の魅力は何ですか?
剛さん: 周りをダイナミックな珊瑚礁に囲まれていて、海好きにはたまらない場所だよね。
小さい島ならではの海の魅力。どこからでも海にアクセスできるし、東西南北それぞれ違う海を見れる。
たとえば東側は百合ヶ浜、透明度が抜群でインスタ映えする、西側は珊瑚礁が発達していていろんな魚を見ることができる。
自然に触れ合えるっていうのはすごく良い場所なんだなって。
自分の好きな場所、居心地の良い場所、自分だけの場所を持っている人が多いんじゃないかな。
Q: 実際に移住してきた人たちと働いてみて感じたことや変化などはありますか?
剛さん: はっきり言えないんだけど、島外の人たちの話を聞くと、やっぱり自分たちの島はこういうところが良いんだなとか再確認できる、魅力を再発見できるというところはまず、すごくいいなと思う。
仕事の面ではもちろん自分たちが足りないところを補ってくれるのがその方たちなのですごく助かってます。
Q: 最後に、今後チャレンジしてみたいことや目標について教えてください。
剛さん: 新しい循環、大きな自治システムをつくりたい。
海を使うときのルールだったりとか、どうしたら魅力的な島になるのかとかを公的な機関に頼らずに、自立した運営で新しいシステムをつくれたら良いなと思う。
いろいろな人が集まって話し合って、イベントを計画したりとか経費を調節したりとか、そういうような新しいシステムをつくれたらいいなと思います。
この記事は『SABITAN~最高の島LIFEをこの場所で~』に掲載されています
※写真はインタビューをした冨さんと黒川さん(島キャン生)