サイエンスキャンプとは、7月29日〜7月31日に東京大学大気海洋研究所で行われた「身近な水を科学する」を目的とした取り組みです。実際に参加した与論高校2年生、池田がレポートします!
今回は与論高校×大槌高校×古仁屋高校の3校が参加し、目標別に5つのグループに分かれ発表を行いました。与論高校は大槌高校とコラボし、他の県の水についての違いを知れる機会となりました。
▲東京大学本郷キャンパスツアーの様子
ICP-AESという水に含まれている元素が分かる機械を使い、それらの結果をもとに考察を行いました。
考察を考えることは、思っていたよりも数倍難しく、かなり苦戦。発表のスライド作りではどのように工夫すれば相手に見やすく、伝わりやすいのかを試行錯誤しながら作りました。実験、考察、スライド作りなどは大学院生や大学の先生に助言を頂き、たくさん助けてもらいました。
▲ICP-AESを使い元素の量を見ている様子
苦戦したからこそ出来上がった発表は達成感があり、発表し終わったグループは緊張していた顔から笑顔へと変わっていました。発表が終わった後の質疑応答では新しい見方を知れる質問もたくさんありました。
この経験から一人の力でどうにかしようとせず、相手の力をかりることの必要性と物事の追究の大切さを学ぶことができました。
サイエンスキャンプは夏で終わりではないので、発表した内容をもっと深く追求し、ヨロン島に貢献できる人材になりたいです。サイエンスキャンプに興味がある人は与論高校の文化祭や与論海洋教育フェアで発表を行いますのでぜひ来てください!