茶花の町中、与論島製糖工場の長い煙突から24時間けむりが立ち昇るようになると「今年もこの季節がやってきたな」と思います。
過去にもヨロン島の冬風景として紹介してきたキビ刈り。刈り取ったキビは製糖工場に運ばれていきます。今年の工場搬入は12月16日~26日まで、お正月休みを挟んで年明け2025年1月7日から3月中旬頃までと、製糖期間が続きます。
手刈り農家さんは減少傾向でハーベスターと呼ばれる機械刈りが主流になってきたりとキビ刈り風景は変わりつつあるものの、この時期はドライブしているとあちこちのキビ畑で働く人たちの姿があり、大きなキビ運搬車が島中を行き交い、島全体が活気づいています。
▲収穫されたキビを運搬車に乗せているところ
視界を遮るほど大きく育ったキビが刈られ、丸裸になった畑を見るのはなかなか爽快。
車の運転も視界が良くなり一安心…と思いきや、この時期の道路は大きなキビ運搬車がびゅんびゅん走っているので要注意。
運搬車のドライバーは運転に慣れた方ばかりですが、キビ運搬車に前と後ろを挟まれてしまった時や狭い道路ですれ違う時などはヒヤッとします。
私は運転に苦手意識があるので運搬車がいたら道を譲ったり、違う道を選んだりしています。観光で来られる方も、製糖時期の運転には十分に気を付けてくださいね。
キビ関係のお仕事の皆さん、今年度もがんばってください!