こんにちは! 私たちは与論島で楽しく学生生活を満喫中の与論高校生です!
“ゆんぬ”という学校の授業で「ふるさと留学」について探究活動をしています。これからの与論島や母校を盛り上げたいと思い、この活動を始めました。私たちが与論島やふるさと留学の魅力を伝えていきたいと思います!
◆ふるさと留学とは…
ふるさと留学とは、島外から留学生として与論島の中学校や高校に入学・転入する制度のことです。親子留学、もしくは与論島在住の親戚・祖父母の家で一緒に生活しながら通学します。与論ふるさと留学生制度の補助金により生活に関わる費用・家賃・帰省金の補助があります。
◆与論島ってどんなとこ?
与論島は鹿児島県の最南端に位置する周囲約23㎞ほどの小さな島で、本土よりも不便なことはありますがすごく魅力的な島です。人は親切で優しく、自然豊かで、ヨロンブルーと呼ばれる美しい海に囲まれています。
◆島留学、与論高校の魅力
与論高校は現在、最先端の学習制度を取り入れています。生徒の主体性を高めるという目的のもと、単元テスト制度の導入、朝課外授業の廃止を行いました。
そして“ゆんぬ”という探究授業も取り入れ、地域だけでなく島外の人や大学教授ともつながり、各個人の持つ与論島に関する課題を深く探求しています。
実際にふるさと留学生として与論島の学校に通い卒業した方に、留学での体験や魅力についてインタビューをしてみました。
【1人目】町田 颯大さん
Q: 学生時代を与論島で過ごせてよかったと思うことはありますか?
A: 自然豊かな島なので他県や内地では味わえない経験を沢山できました。マリンスポーツの手伝い、牛のお世話、キビ刈りの手伝いなど僕が宮崎に残っていたら絶対にできなかった経験を味わえたことが本当に良かったです。
そして島ならではの少人数の同級生達と仲良くなって、友情を深められたことも僕の中では本当によかったなと思いました。
Q: 実際にふるさと留学を利用してみてどう感じていますか?
A: 本当に利用してよかったと感じています。
何にも代えがたい経験ができたし、絶対に与論島以外ではできなかった経験だと思うのでこれからもふるさと留学生が増えたらいいなと思っています。
困ったことや大変だったことは、最初は親しい友達もいなかったり里親さんと距離があったりで一人で寂しさや悩みを抱えがちになってしまうことです。あとは一番最初の中学の時の自転車通学が大変でした。今思えばいい思い出です。
【2人目】石塚 そらさん
Q: 他とは違う与論島の良さはありますか?
A: 私は埼玉生まれで、中学2年生になるまで海を見たことがありませんでした。きれいな海はもちろん魅力の一つだと思います。
あとは人が優しいところです。それはやっぱり島ならではのことだと思います。埼玉に帰ってから常々思います。
Q: 実際にふるさと留学を利用してみてどう感じていますか?
A: とても楽しかったです。すごく成長することができた4年間でした。
時間がゆっくり流れるような感覚がする与論島は私に考える時間をくれました。埼玉にいては考える暇もなく、日常が足早に過ぎていったことでしょう。
困ったことは、ショッピングや自分の趣味ができる場所がなかったことです。でも、そんなことを忘れてしまうくらい与論島はいい場所でした。
インタビューにご協力いただいた町田さん・石塚さん、そしてふるさと留学の関係者の皆さん、ありがとうございました。
この記事を呼んで興味を持たれたらぜひ、問合せをしてみてください。一緒に、与論高校で学びましょう!
「ふるさと留学」に関する詳細はこちらをご覧ください。
お問合せ:与論町教育委員会
◆https://www.yoron.jp/kyouiku/list00507.html
◆https://www.yoron.jp/kiji0037085/3_7085_shiryou1_8jcr48hp.pdf