今回の記事は、島キャン生として2週間ヨロン島での生活を経験した竹中瑠伽が担当します!
最初に少し「島キャン」について紹介します。島キャンは、都市を離れて島で暮らし、働き、学び、考えることができるフィールドワーク型のインターンシップです。ヨロンFunでも過去に何度かライターとして登場しています。
私は今回、ヨロンSCでのインターンに参加し、SUPなどのマリンアクティビティのツアー運営や、カフェMuuruのスタッフとして勤務しました。どちらの業務も未経験でしたが、事業所の方が一つひとつ丁寧に教えてくださり、安心して挑戦することができました。そのおかげで、仕事の楽しさを知ると同時に、自分の新しい一面を発見することもできました。
そんな私が紹介したいヨロン島で一番の思い出のスポットは、茶花海岸沿いにある堤防です。
▲堤防のある茶花海岸~茶花漁港
ヨロン島の中心集落・茶花にあるこの堤防は、地元の人にも旅人にも愛される憩いの場所。
茶花海岸と漁港の間に位置し、朝焼けに染まる海や、ゆっくりと沈む夕日、夜には南の島ならではの満天の星空が広がります。時間帯によって表情を変える景色は、訪れるたびに新しい感動を与えてくれます。
この堤防は、島キャンインターン生にとっても特別な思い出の場所となりました。
実は正式な名称があるわけではなく、私たちが自然と「茶花堤防」と呼ぶようになりました。初めて仲間と顔を合わせたのもこの場所で、その後も仕事帰りに立ち寄ったり、休日に星空を見に行ったりと、滞在中は何度も訪れました。
海風に吹かれながら語り合った時間や、静かに水平線を眺めた瞬間は、今も鮮明に心に残っています。
また、この堤防は人と人とが自然につながれる場所でもあります。すれ違いざまの「こんにちは」の一言や、釣りを楽しむ人との何気ない会話から、温かい交流が生まれることも少なくありません。観光で訪れる人にとっても、島の人柄を感じられるスポットになるはずです。
散歩や写真撮影、友人との語らいにぴったりな茶花堤防。ヨロン島を訪れた際には、ぜひ一度立ち寄ってみてください。穏やかな島時間とともに、きっと忘れられない風景と“青春のような瞬間”に出会えることでしょう。
島キャン生の茶花堤防 住所:鹿児島県大島郡与論町茶花
島キャンサイト→こちら