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ヨロンの種特集ヨロン島で、旅するボランティア
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ヨロン島で、旅するボランティア

Reporter 池田リョウスケ

ライターが見つけた旬の話題を独自取材しました。

学び、遊び、貢献する3泊4日

2022年、今年の夏、日本財団ボランティアセンターとの協働で、ヨロン島で初めての企画が実施されました。
その名も“旅するボランティア”
観光を楽しむだけではなく、地域貢献の活動を行う旅行で、関東だけではなく新潟や名古屋の大学生8名が参加しました。

初日は学びの要素も含めた島内一周エコツアーを実施。
電動キックボードや電動自転車で島を回りながら、海ごみや拾い箱の取り組み、ウミガメやサンゴ礁、農業排水のこと(陸と海との繋がり)などを通じて、地球環境についても考える機会となりました。

※ヨロン島では、地球温暖化(CO2排出)を抑えるため、電動モビリティを導入しています。

2日目は朝から海ごみ拾いや軽石回収、養蜂の見学を行いました。
普段の運動不足や夜更かし生活の影響からか、1~2時間ほどの作業で疲れてしまう学生もいましたが、なんとか作業を終えていました(苦笑)

昼食後はフリータイム。
SUP(スタンドアップパドル)でウミガメを観たり、島内を散歩したり、海を観ながらのんびりしたりと、それぞれの時間を満喫していました。

3日目は与論町役場・環境課が行っている植栽、そして地元の有機農業のお手伝い。
普段は1~2人で行っている現場もあり、大人数で行ったことで作業が進み、農家さんからは「本当に助かった」と喜びの声を聞くことができました。

また、共同作業の力は参加者にも影響したようです。

学生だけではなく、運営スタッフ、同行した記者やカメラマンの方々も日に日に笑顔や会話が増えていきました。
今回参加した大学生の多くが、この2年間は肩身の狭い学生生活を過ごしていたそうですが、ここでの体験やいろんな人たちとの交流、作業の合間に深呼吸したヨロン島の空気が想い出のひとつになれば嬉しいです。

ヨロン島に来てくれて、とーとぅがなし(ありがとう)。

 

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