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ヨロンの種特集ヨロン島の伝統行事 「十五夜 トゥンガモーキャー」に潜入!
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ヨロン島の伝統行事
「十五夜 トゥンガモーキャー」に潜入!

Reporter スズキミキ

ヨロン島の旬の話題をお届けします。

島の子どもたちが最もわくわくする日

旧暦8月15日、仲秋の名月が顔を出す頃。「トゥンガトゥンガ~!」「お菓子あったー!」島のあちこちから子どもたちの元気な声が聞こえてきて、観光客の皆さんは驚いたかもしれません。
この行事は「トゥンガモーキャー」と呼ばれるヨロン島の風習です。

元々は、十五夜にお供えした団子や餅を、家主に見つからないように、子どもたちがこっそり集める風習でした。最近ではお菓子やジュース、くだものが置かれ、小さい子どもたちには保護者も同行するなど、少しずつ形を変えながら続いてきました。

そんな大人気イベント「トゥンガモーキャー」の様子をヨロンFun事務局のスズキがレポートします!

 

子どもも大人も、みんなで楽しく!

▲子どもたちに綿菓子を配る竹内さん

昔ながらのよもぎ餅をお供えする宿、山盛りのお菓子を置く商店、焼き鳥を焼いて「食べて行きな~!」と居酒屋風のおうち。子どもたちに楽しんでもらおうと、家々が個性あふれる顔を見せてくれます。

なんだか甘い香りに誘われて立ち寄ってみると、なんと綿菓子機を発見! 目をキラキラと輝かせた子どもたちが綿菓子を受け取っていました。

「お祭りやイベントで屋台をだしています。いつも子どもたちが買ってくれてるので、トゥンガモーキャーの時は、綿菓子を無料で提供したら喜んでもらえるかなって思い、3年前から始めました」と竹内さん。

▲山本家にはお菓子ツリー!

続いてたどり着いたのが、お菓子ツリーのあるおうち。

「お盆にお菓子を置くのだと、どこも一緒でそれではつまらないと思い、木にぶら下げてみました。子どもたちが大きくなってから、こんなのあったなと思い返してくれたら嬉しいですね」と、山本さんは話します。

▲「どれにしようかな♪」とお菓子を選ぶ子どもたち

駆け回っている子どもたちに聞いてみると、「今からもう一周してきます!」「お菓子がいっぱいもらえるし、無料だし、楽しい!」「このスターフルーツは、ママにあげるの」などなど。それぞれが目一杯に楽しんでいるのが伝わってきました。

 

地域の大人と子どもたちの交流の機会となっている十五夜・トゥンガモーキャー。

「私が小さい頃は、家主が罠を仕掛けてあって、お餅を盗もうとしたら手を取られたことがあったんだよね。大人はその横で大爆笑さ。今と昔で形は違うけど、トゥンガモーキャーは子どもたちとの触れ合いよ!」

その日は島中が優しく月に照らされ、笑顔で溢れていました。

※次回の旧暦8月15日は、2023年9月29日です。

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