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ヨロンの種特集ヨロン島出身者による 「ヨロンFunサークル」発足!
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ヨロン島出身者による
「ヨロンFunサークル」発足!

Reporter ヨロンFun編集部

ヨロンFunサークルとは、ヨロン島出身の現役大学生による魅力再発見プロジェクトです。

ヨロンFunサークル、始動!

ヨロン島では高校を卒業し、大学進学をする場合は必ず島を出ることになります。日本全国多くの離島に言えることですが、離島で一番人口の少ない年齢層が20代前半。そこで、2021年7月、ヨロン島を一度離れた現役大学生を対象としてヨロンFun運営事務局が声掛けを行い、在住時にはなかなか行わなかっただろう体験を通して島の魅力を再発見する参加型プロジェクト「ヨロンFunサークル」を発足しました。

今年度参加した大学生は大学1年生2名、2年生1名、4年生1名の計4名。現在はそれぞれ離れた場所に住むメンバーですが、ヨロン島に住んでいた時にやってみたかった体験や、ヨロン島の課題について、オンラインで話し合い、サークル活動の準備を行いました。

待ちに待った夏の合宿、はじまり!

2回のオンラインミーティングで話し合った内容を元に、9月2日~5日の3泊4日、サークルメンバーの合宿を行いました。新型コロナウイルス感染拡大状況に配慮しながらの開催となりましたが、合宿には3名が参加。観光地でもあるヨロン島の魅力を再発見するため、観光客が対価を支払って行うツアーにも参加しました。さまざまな場所に自分たちでフィールドワークを行うことで、住んでいた時には感じなかったヨロン島の魅力や課題を再発見することになったようです。事務局から簡単に4日間の様子をご紹介します。

1日目は事務局スタッフとの顔合わせをし、夜には星空観察会を行いました。だんだんと暗くなっていく空すら、都会で大学に通う彼らにはホッとするひと時で、思わず全員で見とれてしまいました。これまで当たり前に見ることのできた星空も、この時ばかりは違ったよう。満点の星空に1時間、思いを馳せる時間を過ごしました。

2日目、朝9時に港へ集合し、着る機会のほとんどなかったであろうウエットスーツに身を包みました。体験ダイビングにチャレンジです。普段、シュノーケルを行ったメンバーも、海の中で息をするのは初体験。魚と目が合った! なんて感想も飛んできました。

3日目、与論民俗村の菊さんに連れてきて貰ったのは、昔ヨロン島で実際に行われていた合コンの場所、「イームッケーダナ」。整備されていない場所、今も伝説が残っている場所を再発見。

最終日は、お世話になった大金久海岸で朝日の上る時間に合わせて海岸のごみ拾いを行いました。なかなか早起きをしなくなったメンバーも多かったようで、参加者で見る朝日はまた格別なものでした。

 

合宿の成果発表会を実施

本来は、現役大学生と在住高校生の交流会を兼ねて発表会を行う予定でしたが、コロナ禍の状況を踏まえ、オンラインのみでYoutube配信で実施することになりました。4日間でさまざまな体験、フィールドワークを通して感じたことを、パワーポイントにまとめて発表。発表の準備期間はわずか3日ほど。短い期間の中でも、彼らの体験を簡潔にまとめ、改めてヨロン島を見つめ直して感じた魅力を、彼らの言葉で発表してくれました。

参加した島の大人たちからは、

「島を出て帰省してくれた20代のリアルな言葉が聞けて面白かった」

「高校生までに必要な体験、魅力を彼らの言葉で伝えてくれたのが参考になった」

などの感想が寄せられました。

 

島外に住んでみてはじめて感じることの出来るヨロン島の魅力。これを、島を出たばかりの現役大学生が体験を通して見つけ出すことは、彼らの中のヨロン島の見方にいい意味で変化を起こしたかもしれません。
今後もこのプロジェクトは年に1回実施を予定しています。参加をしてみたくなったヨロン島出身の現役大学生のみなさま、ぜひ次回の募集をお見逃しなく!

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