2024年11月24日に第31回ヨロンマラソンが開催され、656名のランナーが青空のもと、島を走り抜けました。今年も子どもたちと一緒に給水所のボランティアをしたので、給水所からのレポートをお送りします。
給水所のボランティアは、集落ごとに担当があり、小さい子どもたちからおじいちゃんおばあちゃんたちまで集まりランナーを応援します。
これがヨロンマラソンの魅力のひとつではないでしょうか。私は過去2回ハーフで出場経験があるのですが、島全体に応援されている気持ちになります。そして、給水所ごとに個性があり、2kmごとにお楽しみが待っているような感じなのも魅力だと感じています。
朝8時すぎに給水所に到着すると、すでに沿道にはテントが設置され、着々と準備が進められていました。
給水所はフルのランナーだと2回、ハーフだと1回通過します。私たちの担当の給水所にトップランナーがやってくるのが10時すぎくらい。それまでは準備をしたり遊んだりしながら待ちます。
▲ただ今、準備中
「まもなく通過」という知らせがあると、給水所に少し緊張が走ります。水やスポンジを渡す役割は、主に子どもたちが担いますが、タイムが重要なランナーは別。なぜなら、水やスポンジを渡すのにミスがあってはいけないからです。
トップランナーともなると、子どもたちも(はやい……!)と言葉を失う姿が見られました。こんな間近で見られるのも貴重な経験ですね。
ありがたいことに、ランナーの方が子どもたちに話しかけてくれることも少なくありません。また、仮装ランナーがいたり学校の先生がいたりすると、子どもたちのテンションが上がり、より一層にぎわいます。
▲ランナーに水を渡すのは子どもたちの役割
子どもたちが積極的に声を出してランナーを応援したり、ヨロンマラソンの雰囲気を楽しむランナーの方と交流したりするのを見て、ほっこりしました。
島全体とランナーが作り上げているマラソン大会だと、改めて感じました。
ランナーの皆さん、ヨロンマラソンに関わった皆さん、みんなみんなおつかれさまでした!
また来年!