ヨロン島には「沈船あまみ」というダイビングスポットがあるのをご存知でしょうか?海上保安庁の巡視船で退役したものを1993年に沈めたもので、全長は51mにも及びます。日本国内でも沈船を見られる場所は限られているため、かなり貴重なポイントです。
訪れたダイバーは一度は潜ってみたい!という方が多いのですが、実は潜れるタイミングも限られています。沈船あまみのあるポイントは潮の流れが速く、最高水深はなんと45m!初心者ダイバーは行けないポイントなので、ある程度の経験が必要となります。また、ダイビングショップの方の見極めも重要となるので、2日以上と余裕のあるスケジュールを組んだ方がいいでしょう。
一度見たら、そのダイナミックさに圧倒されること間違いなし。運が良ければ、大型のマグロなどの回遊魚とも会うことができるかもしれませんよ。
▲深い海から上を見上げてみれるのはダイビングだけ
また、沈船あまみを沈める時に、船の装飾品がオークションにかけられたのだそうです。島内でも見ることが出来、その内の1つがギャラリー海です。また、サザンクロスセンターでは、当時沈めたときのお話を知ることが出来ます。ダイバーにはきっとたまらない!ぜひこちらも訪れてみてくださいね。
▲サザンクロスセンターに展示されている沈船あまみの部品たち
沈船あまみ
行ける日:南風で流れの穏やかな海況のとき
レベル:経験が豊富なダイバーにおすすめ