ヨロンにルーツのある島外のお店を取材しました。
ヨロンのルーツや縁を繋ぐお店
2023年5月、東京都中野駅北口・昭和新道に、ヨロン島のお肉が食べられるお店「与論島お肉食堂aman」がリニューアルオープンしました。店主はヨロンFunにも記事を投稿してくれている、沖隆寿さんです。
もともと、お店は2009年に沖縄料理店としてオープンしていましたが、隆寿さんが26歳の時にヨロン島へ帰るタイミングで店長を引き継ぎました。その後、ヨロン島育ちの黒毛和牛を盛り上げようと「ヨロンアイランドビーフ」を立ち上げ、2022年頃、中野で新しい風を吹かせようと、お店をリニューアルする構想を練り始めたそうです。
▲店内ではヨロン島の物産品も購入できます
与論島劇団「野生の島人」の座長も務める隆寿さん。2023年3月に上映した第５回公演では、指導をしている空間演出家の小池博史さんが受け持つ大学生たちも参加してくれました。打ち上げ時、彼らにamanを手伝ってほしいなあと声をかけたところ、「やる！」と言ってくれて、現在も舞台に関わる若手たちがお店に立ってくれているそうです。
「これまでは居酒屋さんだったけれど、ご飯を食べられる店にしたかった」と話す隆寿さん。カウンター8席が並ぶ1階では、夜になると、はじめましてのお客さん同士が話すお店になるのもamanの特徴です。
ヨロンのお肉を食べながら、ヨロン島で舞台公演をした若手の表現者たちと話す夜は、どこか懐かしく、新しいことをする気持ちになれそうな気がします。ぜひ、ディープな街、中野へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
与論島お肉食堂aman 住所：東京都中野区中野5-47-5 問い合わせ先：070-8533-3197 営業時間：ランチ：11時30分～14時30分、ディナー：18時30分～22時30分
【アクセス】
JR/東京メトロ東西線 中野駅より徒歩6分
中野駅から359m
【Instagram】
https://www.instagram.com/yoron_nakano_aman/
【席数】
1階：カウンター8席
2階：10席
